江戸指物について

指物とは板と板・板と棒を〈ホゾ〉と言われる組み手(仕口)により指し合わせることからきた名称。
江戸時代のころより江戸の消費生活の向上と共に箪笥、鏡台、道具箱などの指物類を製作する職人を全国から集め、優れた技術を競い合ったと言われます。
武家用、商人用、歌舞伎役者用、茶道、香道などともに発達し、「桑・欅(ケヤキ)・桐・杉・梻(タモ)・黄檗(キハダ)・献保梨(ケンポナシ)・槐(エンジュ)・栓(セン)・黒柿」など杢目がはっきり綺麗な良材を使い、拭き漆(5〜10回ほど塗ってはふき取る)など木目を生かし、板の厚みも薄く細身に上品に作り上げ、大きな金具はあまり使わないのが特徴。

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